自然派の洗剤ブランド

週末は、大変暑かった。。。
「暑い、暑い」と不満を言うのも楽しいなんて言ったけど、そんなもんじゃなかったよ。昨日から、急に涼しくなって、ほんと快適。

さて、今日の話題は、「洗剤」ね。

 　

よく目にするのは、蛙のマークのフロッシュ（Flosch (Marke)）。*1

最近では日本でも普通に手に入るようになったよね。こちらドイツでも、フロッシュはとても一般的で、普通のスーパーで売ってるよ。

台所用洗剤だけじゃなくて、洗濯洗剤、お風呂の掃除用などなど。

エコベール（Ecover）もよく見るよ。*2

こちらも、日本でも売られているみたいだね。(http://www.ecover.co.jp/)
エコベールの洗剤は、アレルギーテスト済みで、お肌に優しく、成分はすべて自然由来とのことです。

このエコベール製品、ドイツでよく見かけるけど、実はベルギーとフランスで作られているみたい。。。ま、それはさておき、このエコベール、原材料などの製品自体はもちろんのこと、それ以外にもいろいろと環境に配慮しているんだってさ。
－工場の建物自体がリサイクル可能な材料で建てられている
－屋根には植物を植え（グリーンルーフ）、冷暖房なしでも快適な室温
自然環境だけじゃなくて、働く人たちに対しても優しいとのこと。

もともと、エコベールは環境活動家が設立した企業なので、とっても真剣に環境に配慮した取り組みをしているようだよ。

次は、ソーダサン（SODASAN）。*3

これも、日本で売ってるのね。（http://www.sodasan.jp/）知らなかったわ。
日本語のウェブサイトにも記載されているけど、いくつかのエコ団体の認定を受けていて、さらにヴィーガンの方でも使用できるよう、動物由来の原材料は含まれていないし、動物実験も行っていません。
私はときどき、ここのブリーチ剤を使っていて、自然由来の成分でも、キレイになるよ。

今日のベルリン
晴（だけど、さっき夕立がきた。夕方じゃないと夕立って言わない？）
現在の気温20度ぐらい

*1:Flosche (Marke)　http://www.frosch.de/

1986年、ドイツのマインツにある家庭用洗剤製造の会社（Mainz, Werner & Mertz GmbH）によって立ち上げられたブランド。フロッシュからドイツ初のリン酸を含まない洗剤を販売。（だけど、NDRっていう放送局が、フロッシュの洗剤に生物分解が困難な染料と保存料が含まれているのを見つけたっていう報告もあるよ。←それでも、通常の洗剤に比べたらずーっと環境に優しいと思うし、これについては、いろいろと意見が分かれるみたい。）

＜認証など＞　EMAS II

*2:Ecover　http://www.ecover.com/
1980年、ベルギー北部のマレーで、環境活動家（Frans Bogaerts）によって設立されたエコ洗剤製造の会社。1992年ベルギーのマレーに新工場設立、2007年、北フランスのブルゴーニュ＝シュル＝メールに新工場設立。この工場は二つとも、リサイクル可能な建材によって建てられており、地球環境と働く人への環境に配慮している。2008年には雑誌のTIMEから、エコベールの取締役がエコロジー活動の先駆者であり、英雄だと賞賛された。けど、その１年前、2007年にエコベールからVegan Societyの認定が取り消されてたみたい。洗剤が水生生物に与える影響について実験でミジンコを使ったのと、染み落としのテストで、ウサギの血を使ったのが問題になったんだってさ。だからヴィーガンの人たちからの信用はなくなってしまったみたい。それでも、環境に対して真摯な取り組みをしていることには変わりはないよう。

*3:Sodasan　http://www.sodasan.com/

1985年頃（？）、ドイツの北西部にあるウプレンゲンで、Kerstin StrombergとJürgen Hackが植物由来の石鹸を元にした洗剤の製造を始める。（現在の会社名は、Sodasan Wasch- und Reinigungsmittel GmbH）
有機栽培の原料を使用し、すべての製品がアレルギーテスト済み。石油由来原料や合成香料などは使用されていません。
製造工程では、原子力によるエネルギーを一切使わず、グリーンピースエネルギーからの再生可能エネルギーを使用しているらしい。でもって、森林再生プロジェクトにも出資。

＜認証など＞エコサート (Ecocert)、エコギャランティ (Eco Garantie)、ヴィーガン (Vegan)、グリーンピースエネルギー (Greenpeace Energy )、プリマクリマ（Prima Klima）