Alltagsleben

ドイツに来て、早X年。いまだ分からないことだらけ~

アニッシュ・カプーア展 Kapoor in Berlin

今日も、良いお天気だ。

Martin-Gropius-Bauという美術館で、アニッシュ・カプーアさんの展覧会が開かれていたので、見に行ってきたよ。

とっても面白かったよ~。写真で見ると、面白さがいまいち伝わらないけど、いくつか載せておこうっと。

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何が面白いかっていうと、作品が 直接、視覚に訴えかけてくる感じ~、あ、でも視覚だけじゃなくて、他の感覚にも影響してくる。たとえば、鏡を使った作品を見てると、自分がどこか別の世界にいるような感覚になれるよ。

あと、彼の作品には、穴が空いてるような作品がたくさんあって、、、ってそれだけじゃ分かりにくいよね。。。とにかく、見てるとそれが穴なんだか、穴じゃないのか分からなくなって、だまし絵みたいな感じもあるけど、それだけじゃなくて、鏡の作品とはまた別の空間に移動させてくれる装置のようなんだよ。ということは、これは芸術作品ではなくって、別の空間への入り口を作る装置なのか。(Void←これは今回の展示にはなかったけど、似たような穴作品がいくつかあったよ)

そして、今回、気に入った作品の一つが、「When I am pregnant」(私が妊娠しているとき)。写真にもある、白い壁の丸いでっぱりなんだけど、壁が妊娠していること自体も奇妙なんだけど、見た目がとてもやわらかそうで、見ていると優しい気持ちになれたよ。
最近、気持ちがトゲトゲしているから、これ見れて良かった、なーんて。

ちなみに、カプーアさんはインド生まれで、イギリスのアートスクールを出てて、世界中で活躍中の彫刻家。去年のロンドンオリンピックの際には、オリンパークにおっきな記念碑(Arcelor Mittal Orbit)を作ったらしい。でも、このロンドンの作品は、写真でしか見たことないけど、あまりソソラレナイなぁ。シアトルにある「クラウド・ゲート(Cloud Gate)」は、一度は実物を見てみたいと思うけど。
日本だと、金沢21世紀美術館に、穴の作品があったよ。

で、今回の展覧会のカタログが素敵だったので、また散財しちゃったよ。

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表紙の赤い染み、私がつけたわけじゃないのよ、元からだから。 

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表紙をめくって、この染みが中までしみこんでるかのような印刷がしてあるー。
なんか、こういう細かいところが素敵。

 

カプーア イン ベルリン、マーティン-グロピウス-バウ
Kapoor in Berlin, Martin-Gropius-Bau

場所:Martin-Gropius-Bau
Niederkirchnerstraße 7, 10963 Berlin Germany

開催期間:5月18日から11月24日まで
開館時間:水~月曜 10:00 - 19:00/火休
チケット:一般 11ユーロ、16歳以下は無料だよ!
詳しくはこちら

 

今日のベルリン
晴れてます
現在の気温26度ぐらい(昼間はもっと暑かった)

 

 

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