ドイツで妊婦生活、番外編 ー 病院 Krankenhaus für Geburtshilfe
今日は雪だよ~。
いままでは、例年に比べて暖かくて、このまま春がくるかと思っていたけど、ついに、ベルリンにも冬が来てしまったっぽい。
↓これは去年の冬の写真。
さて、妊娠も中盤にさしかかり、やっと産院を探しはじめたよ。
日本と同じように、ドイツでも、出産場所として、病院、助産院、自宅のどれかを選べるよ。日本の出産事情はいまいち分からないけど、日本だと出産する病院が足りてないって、ニュースになってたことがあったよね、確か。
こちらドイツでは、そこまで病院が足りてないって感じはないかな。
自宅出産も魅力だけど、高齢で出産に不安があるので、病院で出産するつもり。
産科のある病院では、ほとんどの場合、Infoarbendと呼ばれる出産説明会を開いているので、まずはそれに参加することに。
Gemeinschaftskrankenhaus Havelhöhe
シュタイナー思想を基本とした病院で、かなり硬派の自然派志向の病院よ。
自然派志向といっても、もちろん状況に応じて帝王切開などの人工的な処置もきちんできる信頼できる病院だよ。
友達が以前、ここで出産したことがあって、その際にお見舞に行ったんだけど、そのときの感じも良かったし、味見した病院食も美味しかったので、説明会(Infoabend)に行くことに。
病院に所属する助産婦(ヘバメ、Hebamme)さんとお医者さんが、出産の際の病院側の手順や施設についてなどを説明。みなさん、優しそうな感じでいいわ。
あと、病院の雰囲気も柔らかい。照明にも気を使っているみたい。
産後はもちろん母子同室。
病室に空きがあれば、家族ルームとして、パートナーも一緒に泊まれるよ。
もし、病室に空きが無かったとしても、病院の敷地内に宿泊施設(Guesthaus)があるので、付き添い(やパートナー)の方がそこに宿泊することも可能だってさ。
病院食が美味しいのがポイント高いんだけど、場所がウチから遠いんだよなぁ。
陣痛始まってから出産までって時間がかかるから、病院までの距離はそんなに関係無いって、いろんな人に言われたけどさぁ、遠いってだけで、ちょっと面倒くさいなあ。(笑)
ちなみに、分娩室はこんな感じ。(写真は病院のホームページから)
(出典:http://www.havelhoehe.de/Geburtshilfe.html)
というわけで、二軒目
Sankt Joseph Krankenhaus
ここは、いかにも病院って感じの施設で、新生児の集中治療設備も完備。そして子供に優しい病院としてWHOとユニセフからも認定されているよ。
説明会では、Havelhöheと同じように助産婦さん、お医者さんたちが、病院の設備や手順などについて説明。それから、いろんな母親(父親)準備コースを用意していて、それについての紹介もあった。どこの病院も、こういった準備コースは用意しているけど、ここは特に種類が多いかな。
病院の雰囲気は思ったより冷たい感じはなくって、意外といいかも~。
こちらも、産後は母子同室で、家族ルームもあり。
家族ルームは、どこの病院でもあるらしいんだけど、数に限りがあるから、出産する人が多い場合は、家族ルームとしては使えないんだって。
ここは、家族ルームの数がベルリンの中では、最も多いらしい。
ちなみに家族ルーム(パートナー同室泊)の利用は、保険外になります。
食事もBioの材料で、ブッフェ形式だってさ。
そして、ここはウチから近い。(そこなのか、大事なのは?)
どちらの説明会も、みなさんカップル参加で、大勢の方がいらしてましたー。
ふだん、こんなにたくさんの妊婦さんを見ることないから、今回、いろんな妊婦さんを見れたのが、面白かったな。
で、どちらに決めたかは、内緒ですが、とりあえず、決めた方の病院に、電話予約して、再度、訪問することになりました。
今日のベルリン |
雪/気温ー3度 (昨日からだいぶ寒くなってきたよ) |